イチカと久しぶりにチャットをしました。
イチカは相変わらずマイペースで、素敵で、かわいらしくて。
そのかわいらしさにまたもやヤラれてしまいました。
もうすぐイチカに会えるのが嬉しくて仕方がありません。
ワタシは高校時代の友達に会うと全身で喜びを表現しているそうです。
友達に言われて知りました。でも実感があります。
友達の姿を久しぶりに見ると嬉しくて嬉しくて、
いてもたってもいられなくなってしまいます。
その時のワタシには、友達曰く、犬の耳としっぽが見えるそうです。
ワタシは犬か。
…だって本当に心から嬉しいんだもの。
しょうがないじゃないですか。ねえ。
イチカは相変わらずマイペースで、素敵で、かわいらしくて。
そのかわいらしさにまたもやヤラれてしまいました。
もうすぐイチカに会えるのが嬉しくて仕方がありません。
ワタシは高校時代の友達に会うと全身で喜びを表現しているそうです。
友達に言われて知りました。でも実感があります。
友達の姿を久しぶりに見ると嬉しくて嬉しくて、
いてもたってもいられなくなってしまいます。
その時のワタシには、友達曰く、犬の耳としっぽが見えるそうです。
ワタシは犬か。
…だって本当に心から嬉しいんだもの。
しょうがないじゃないですか。ねえ。
この時期、ワタシの精神は急激に不安定になります。
今から三月までは別れの季節だから。
一人に別れるだけならまだしも、
皆に別れを告げなくてはならないから。
(以下秘密にて)
今から三月までは別れの季節だから。
一人に別れるだけならまだしも、
皆に別れを告げなくてはならないから。
(以下秘密にて)
ワタシが女の子にも恋愛感情を抱ける
ことに気付いたのはごく最近です。
それまでは「そうなのかな」くらいで
実際どうかは考えたこともありませんでした。
人の心の機敏には反応するのですが、
ワタシは自分の心にひどく無頓着です。
高校生の頃、女性に言い寄られたことが
数回あります。その時感じた恐怖がまだ
残っているのかもしれません。
今までワタシは同性愛について、
「いいと思うけど自分とは関係ない」
と思ってきました。
ほんとうに自分はそうなのかを確認する
為に、先日あるビアンやバイの人たちの
「オフ会」に参加することにしました。
そこでは自分のいままでいた環境とは
全く違う世界がひろがっていました。
女性を同じ女性が恋愛対象としてみていることが
あたりまえの世界にワタシは驚きました。
慣れない環境に震えが来るほど緊張していました。
前日徹夜だったことも影響していたのかもしれません。
その場は自分を見つめなおす、良い機会となりました。
そこに参加して分かったことは、ワタシは簡単には
人を好きになれない(心を許せない)タイプ
だということ(愛想だけは非常に良いのですが)、
そのくせ非常に心は寂しがっているということ。
ワタシの嗜好はその人の性質、性別には関係がないこと、
分類するならば「ノンセクシャル」にあたること。
そして恐らく、今一番好きなのはニコだろうということ。
彼女をどうかしたい気は全くない上に
彼氏がいたときもやりたいなどと思ったことは
一度もないので、更に性的嗜好を分類するので
あれば「Aセクシャル」にあたること。
セクシャリティの中でもマイノリティーの
更に上を行くマイノリティー具合に自分でも
笑えました。でもそれがワタシなのだと定義付け
が出来て良かったと思っています。
自分自身のセクシャリティを受け入れることが
出来ないのはすごくつらいことだと思うので。
そのオフ会でなのですが(合コンではないのですが)
ワタシも参加者だったため、数人のビアンの方から
好意を示して戴きました。
勿論初対面だったため、直接的に言っては来ません
でしたが、今もその人たち数人からは連絡が来ます。
ワタシには悪い癖があります。
自分が別段好きでもない人にでも、
とにかく好意を示して貰えるのが
嬉しいために、相手の心を察して
その人が求めている言葉をかけて
あげることをするのです。
生理的に受け付けない人(好意を
示されても嬉しくない人)には
そういった行動はしないのですが。
これが、同性やお互い恋愛対象外の人に
するのだったら全く問題ありません。
しかし、ワタシに友達以上の好意を寄せる
人がその対象の場合、明らかに弄んでいる
ということになります。実際そうやって
ワタシは相手の反応を楽しんでいました。
最近男性には、あとあと面倒くさいことに
なるので控えていますが、女の子たちには
今も全力でそうやって対応しています。
女性に応対する時は弄んでいるつもりは
普段は全くありません(当たり前です)。
ワタシは女子高育ちのためか、女性の心
は話を聞いていればよく分かります。
「今この人は周囲からこう思われている
らしいけれど、実際本人はそうじゃない
と思っているから苦しんでいるんだな」
という状態や、
「今彼女は自分がこんなに頑張っている
のにどうしてだれも認めてくれないの、
と思っているのだろうな」
という状態の時に、そういった彼女たちを
認めてあげるような言葉をなるべく具体性を
持って言ってあげるだけで彼女たちは
ワタシに驚くほど心を許してくれます。
ワタシはそれが友達として信頼されている
ようで、非常に嬉しいのです。
ワタシにとって友達の存在は心の支えなのですから。
これが今回の場合、実は面白くて仕方がありません。
今回は相手が女性で、しかもワタシに好意を寄せて
くれているだろう人たちです。
要するに、弄んでいます。
女性を弄ぶなんて許せない!と世の中の男性に対して
思っていたワタシが、それと全く同じ事をしています。
ワタシ自身、今とても寂しいせいもあるのでしょう。
相手に好意を寄せられているのが楽しいのかもしれません。
相手の反応が実に手にとるように分かるので、本当に面白い。
気持ち悪いくらいワタシは冷静です。自分でも驚きます。
よく男性が女性を弄ぶ気持ちが分かった気がしました。
男性よりも女性のほうが反応が分かりやすいので、
話していて面白いのです。
今そうやって確実に弄んでいると言える女性が二人います。
迫ってきそうな段階までは熱さないように、ワタシに好意を
示すあたりのレベルで押し止めています。それくらいのほうが、
向こうにもワタシにも都合がいいと思うからです。
ワタシからは気を持たせるような応対はしていません。
ただ、彼女たちが必要としている時に必要な言葉をかけて
あげるだけです。
…向こうからしたら軽く生殺し状態かも知れませんが、
お互い大人なので我慢できる範囲だと思います。
ワタシは彼女たちの気持ちに応えるつもりは全くありません。
当分、この関係は続くと思われます。
こういうワタシは悪女なのでしょうか。
自分では需要に応えているだけだと思っているのですけれど。
ことに気付いたのはごく最近です。
それまでは「そうなのかな」くらいで
実際どうかは考えたこともありませんでした。
人の心の機敏には反応するのですが、
ワタシは自分の心にひどく無頓着です。
高校生の頃、女性に言い寄られたことが
数回あります。その時感じた恐怖がまだ
残っているのかもしれません。
今までワタシは同性愛について、
「いいと思うけど自分とは関係ない」
と思ってきました。
ほんとうに自分はそうなのかを確認する
為に、先日あるビアンやバイの人たちの
「オフ会」に参加することにしました。
そこでは自分のいままでいた環境とは
全く違う世界がひろがっていました。
女性を同じ女性が恋愛対象としてみていることが
あたりまえの世界にワタシは驚きました。
慣れない環境に震えが来るほど緊張していました。
前日徹夜だったことも影響していたのかもしれません。
その場は自分を見つめなおす、良い機会となりました。
そこに参加して分かったことは、ワタシは簡単には
人を好きになれない(心を許せない)タイプ
だということ(愛想だけは非常に良いのですが)、
そのくせ非常に心は寂しがっているということ。
ワタシの嗜好はその人の性質、性別には関係がないこと、
分類するならば「ノンセクシャル」にあたること。
そして恐らく、今一番好きなのはニコだろうということ。
彼女をどうかしたい気は全くない上に
彼氏がいたときもやりたいなどと思ったことは
一度もないので、更に性的嗜好を分類するので
あれば「Aセクシャル」にあたること。
セクシャリティの中でもマイノリティーの
更に上を行くマイノリティー具合に自分でも
笑えました。でもそれがワタシなのだと定義付け
が出来て良かったと思っています。
自分自身のセクシャリティを受け入れることが
出来ないのはすごくつらいことだと思うので。
そのオフ会でなのですが(合コンではないのですが)
ワタシも参加者だったため、数人のビアンの方から
好意を示して戴きました。
勿論初対面だったため、直接的に言っては来ません
でしたが、今もその人たち数人からは連絡が来ます。
ワタシには悪い癖があります。
自分が別段好きでもない人にでも、
とにかく好意を示して貰えるのが
嬉しいために、相手の心を察して
その人が求めている言葉をかけて
あげることをするのです。
生理的に受け付けない人(好意を
示されても嬉しくない人)には
そういった行動はしないのですが。
これが、同性やお互い恋愛対象外の人に
するのだったら全く問題ありません。
しかし、ワタシに友達以上の好意を寄せる
人がその対象の場合、明らかに弄んでいる
ということになります。実際そうやって
ワタシは相手の反応を楽しんでいました。
最近男性には、あとあと面倒くさいことに
なるので控えていますが、女の子たちには
今も全力でそうやって対応しています。
女性に応対する時は弄んでいるつもりは
普段は全くありません(当たり前です)。
ワタシは女子高育ちのためか、女性の心
は話を聞いていればよく分かります。
「今この人は周囲からこう思われている
らしいけれど、実際本人はそうじゃない
と思っているから苦しんでいるんだな」
という状態や、
「今彼女は自分がこんなに頑張っている
のにどうしてだれも認めてくれないの、
と思っているのだろうな」
という状態の時に、そういった彼女たちを
認めてあげるような言葉をなるべく具体性を
持って言ってあげるだけで彼女たちは
ワタシに驚くほど心を許してくれます。
ワタシはそれが友達として信頼されている
ようで、非常に嬉しいのです。
ワタシにとって友達の存在は心の支えなのですから。
これが今回の場合、実は面白くて仕方がありません。
今回は相手が女性で、しかもワタシに好意を寄せて
くれているだろう人たちです。
要するに、弄んでいます。
女性を弄ぶなんて許せない!と世の中の男性に対して
思っていたワタシが、それと全く同じ事をしています。
ワタシ自身、今とても寂しいせいもあるのでしょう。
相手に好意を寄せられているのが楽しいのかもしれません。
相手の反応が実に手にとるように分かるので、本当に面白い。
気持ち悪いくらいワタシは冷静です。自分でも驚きます。
よく男性が女性を弄ぶ気持ちが分かった気がしました。
男性よりも女性のほうが反応が分かりやすいので、
話していて面白いのです。
今そうやって確実に弄んでいると言える女性が二人います。
迫ってきそうな段階までは熱さないように、ワタシに好意を
示すあたりのレベルで押し止めています。それくらいのほうが、
向こうにもワタシにも都合がいいと思うからです。
ワタシからは気を持たせるような応対はしていません。
ただ、彼女たちが必要としている時に必要な言葉をかけて
あげるだけです。
…向こうからしたら軽く生殺し状態かも知れませんが、
お互い大人なので我慢できる範囲だと思います。
ワタシは彼女たちの気持ちに応えるつもりは全くありません。
当分、この関係は続くと思われます。
こういうワタシは悪女なのでしょうか。
自分では需要に応えているだけだと思っているのですけれど。
ニコはワタシにとって今一番(イチカと同じくらい)大事な友達です。
恐らく、ニコにとってもワタシは大事な友達だと思います。
(以下秘密にて)
恐らく、ニコにとってもワタシは大事な友達だと思います。
(以下秘密にて)
サキとの出会い、大学一年の春
2004年12月26日 サキのことニコと話が前後してしまいますが、
ワタシが大学一年生だった頃、
ワタシには心奪われていた女性がいました。
その人がサキさん。
サークルの先輩でした。
彼女はワタシにとって、ニコやイチカと違い、
恋愛対象というのではありませんでした。
強いていうのなら、憧れ。
でも、これまでにないくらい、
心奪われていたのは事実です。
彼女と出会ったのはサークルの新歓飲みで。
第一印象は「うわ、めっちゃきれいな人!」
彼女はとにかくかわいらしくきれいな人でした。
よく笑う人で、笑顔がとても印象的。
少し前の化粧品(オーブ)の井川遥に
よく似ている人でした。
例えて言うなら、サークルの女神さま。
それくらい周囲の男性陣を惹き付けてやまない人でした。
4年生の先輩だったのですが、
1〜4年生皆が魅了されていました。
そんな人とワタシは、サークルで一番仲いい
先輩後輩でした。お互いとにかく波長が合う。
初めて会ってから三ヶ月しか経っていないある日、
「お互いなんだか一年以上一緒にいるきがするわね」
と言い合えるくらい仲良しでした。
サークル活動は正直言うと辛かったのですが、
その人がいるからやっていける…そう思えるくらい、
彼女の存在はワタシにとって大きかったのです。
抱えている悩みの質、心の傷跡が、
お互い随分と似ていたせいかもしれません。
ワタシが何かに行き詰まっているとき、
彼女は必ず察し、その回答を示してくれ、
彼女が何かに悩んでいるとき、
ワタシは必ずそれに気付き、理解しようと努めました。
サキさんは引退される時に、ワタシに
「れいがいたから、私最後の一年間すごく楽しかった」
「れいがいたから、私最後の一年間頑張れたのよ」
といってくださいました。すごく嬉しくて泣きそうでした。
今思い返すと、辛かったけれど、
随分と幸せな毎日だったんだと感じます。
サキさんには同じサークル内に彼氏さんがいました。
ガキ大将のような人でしたが、
ワタシには非常に優しく接してくれて、
ワタシはその人も大好きでした。
サークル内で一番のお似合いカップルとして
その二人はみんなから愛されていました。
サキさんがサークルを引退されてから三ヵ月後、
ワタシはそのサークルを辞めました。
体の都合により、お医者さんから
ドクターストップがかかってしまったのです。
それでもサキさんは今までと同じように
ワタシと遊んでくれました。
サキさんはあの頃のワタシの、最大の癒しでした。
そのサキさんも、ついに先日その彼氏さんと
ご結婚されました。私も式にお呼ばれしました。
お二人の温かさが滲み出るような、
すごくいい式でした。サキさんはすごくきれいでした。
サークルの同期は「結婚したい〜」と
幸せそうなサキさんを見て、叫んでいました。
本当にワタシはサキさんに感謝をしています。
ワタシが大学一年生だった頃、
ワタシには心奪われていた女性がいました。
その人がサキさん。
サークルの先輩でした。
彼女はワタシにとって、ニコやイチカと違い、
恋愛対象というのではありませんでした。
強いていうのなら、憧れ。
でも、これまでにないくらい、
心奪われていたのは事実です。
彼女と出会ったのはサークルの新歓飲みで。
第一印象は「うわ、めっちゃきれいな人!」
彼女はとにかくかわいらしくきれいな人でした。
よく笑う人で、笑顔がとても印象的。
少し前の化粧品(オーブ)の井川遥に
よく似ている人でした。
例えて言うなら、サークルの女神さま。
それくらい周囲の男性陣を惹き付けてやまない人でした。
4年生の先輩だったのですが、
1〜4年生皆が魅了されていました。
そんな人とワタシは、サークルで一番仲いい
先輩後輩でした。お互いとにかく波長が合う。
初めて会ってから三ヶ月しか経っていないある日、
「お互いなんだか一年以上一緒にいるきがするわね」
と言い合えるくらい仲良しでした。
サークル活動は正直言うと辛かったのですが、
その人がいるからやっていける…そう思えるくらい、
彼女の存在はワタシにとって大きかったのです。
抱えている悩みの質、心の傷跡が、
お互い随分と似ていたせいかもしれません。
ワタシが何かに行き詰まっているとき、
彼女は必ず察し、その回答を示してくれ、
彼女が何かに悩んでいるとき、
ワタシは必ずそれに気付き、理解しようと努めました。
サキさんは引退される時に、ワタシに
「れいがいたから、私最後の一年間すごく楽しかった」
「れいがいたから、私最後の一年間頑張れたのよ」
といってくださいました。すごく嬉しくて泣きそうでした。
今思い返すと、辛かったけれど、
随分と幸せな毎日だったんだと感じます。
サキさんには同じサークル内に彼氏さんがいました。
ガキ大将のような人でしたが、
ワタシには非常に優しく接してくれて、
ワタシはその人も大好きでした。
サークル内で一番のお似合いカップルとして
その二人はみんなから愛されていました。
サキさんがサークルを引退されてから三ヵ月後、
ワタシはそのサークルを辞めました。
体の都合により、お医者さんから
ドクターストップがかかってしまったのです。
それでもサキさんは今までと同じように
ワタシと遊んでくれました。
サキさんはあの頃のワタシの、最大の癒しでした。
そのサキさんも、ついに先日その彼氏さんと
ご結婚されました。私も式にお呼ばれしました。
お二人の温かさが滲み出るような、
すごくいい式でした。サキさんはすごくきれいでした。
サークルの同期は「結婚したい〜」と
幸せそうなサキさんを見て、叫んでいました。
本当にワタシはサキさんに感謝をしています。
ニコとの出会い、大学二年の春
2004年12月25日 ニコのこと大学生になり、ワタシは適当に遊んでいました。
合コンをし、寄って来る男性に愛想をふりまき、
奢って貰ってデートをし、美味しいものを食べ、
手のうえで暫くころがして楽しんだあと、
飽きてさようならをするか、
決断を迫ってきたところで、
そういうつもりはないと捨てる。
付き合っているわけではなく、その前段階で
向こうの気持ちを弄んで楽しんでいました。
気のあるそぶりをみせたり、
向こうが期待しそうなことをしたり、
それに翻弄される男性の反応を見て、
また今度は冷たくしてみたり。
恋愛ごっこをして楽しんでいた、
といえばまだ聞こえがいいかもしれませんが、
ワタシの気持ちがそこで全く動いていなかったこと、
そしてそういう状態だった男性が常に数人居たことを
考えると、やはりただ遊んでいただけだったのかもしれません。
高校の頃の友達と会えないのも寂しさを増幅させる
原因になっていました。高校の友達が本当に大好きだったので。
ワタシは極度の寂しがりです。
人当たりいいくせに見えないところで強固なバリアを
貼ってしまい、なかなかその素顔を見せないので、
一見強く見られがちなのですが。実はすごく脆い。
そこに気付いてくれる人が現れるのを待ちながら、
ワタシは男性を弄んでいたのかもしれません。
そして勿論イチカ。
彼女とメールでしか全く連絡がとれなくなって、
何度彼女に国際電話をしたくなったことでしょう。
手紙で異国で奮闘する彼女の慣れない辛さを知って、
彼女を助けてあげたくても出来ない自分の歯痒さと、
ワタシの手の届かないところで必死に世界を作っている
彼女への想いで、ワタシは何度となく泣きそうになりました。
ニコと出会ったのは、そんな遊びにも飽きた頃でした。
(以下秘密にて)
合コンをし、寄って来る男性に愛想をふりまき、
奢って貰ってデートをし、美味しいものを食べ、
手のうえで暫くころがして楽しんだあと、
飽きてさようならをするか、
決断を迫ってきたところで、
そういうつもりはないと捨てる。
付き合っているわけではなく、その前段階で
向こうの気持ちを弄んで楽しんでいました。
気のあるそぶりをみせたり、
向こうが期待しそうなことをしたり、
それに翻弄される男性の反応を見て、
また今度は冷たくしてみたり。
恋愛ごっこをして楽しんでいた、
といえばまだ聞こえがいいかもしれませんが、
ワタシの気持ちがそこで全く動いていなかったこと、
そしてそういう状態だった男性が常に数人居たことを
考えると、やはりただ遊んでいただけだったのかもしれません。
高校の頃の友達と会えないのも寂しさを増幅させる
原因になっていました。高校の友達が本当に大好きだったので。
ワタシは極度の寂しがりです。
人当たりいいくせに見えないところで強固なバリアを
貼ってしまい、なかなかその素顔を見せないので、
一見強く見られがちなのですが。実はすごく脆い。
そこに気付いてくれる人が現れるのを待ちながら、
ワタシは男性を弄んでいたのかもしれません。
そして勿論イチカ。
彼女とメールでしか全く連絡がとれなくなって、
何度彼女に国際電話をしたくなったことでしょう。
手紙で異国で奮闘する彼女の慣れない辛さを知って、
彼女を助けてあげたくても出来ない自分の歯痒さと、
ワタシの手の届かないところで必死に世界を作っている
彼女への想いで、ワタシは何度となく泣きそうになりました。
ニコと出会ったのは、そんな遊びにも飽きた頃でした。
(以下秘密にて)
高三の三月。イチカとの別れ
2004年12月24日 イチカのこと高二のときおなじクラスだったイチカとも、
高三のクラス替えで分かれてしまいました。
彼女は理系。ワタシは文系。
すごく悲しかったけれど、それは選択で分かっていたこと。
それより、イチカ以外で仲の良かった他の文系数人とも
クラスが分かれてしまったことがワタシにはショックでした。
その子たちの話は、またのちほどしようと思います。
高校三年生になり、イチカとクラスが分かれても、
ワタシは毎日イチカに会いに行きました。
ただ、イチカにはイチカのクラスでの付き合いがあるし、
ワタシにもワタシのクラスでの付き合いがある。
イチカが私のせいでクラスに馴染めなくなることや、
私自身、クラスに馴染めなくなることは避けたかったので、
必然的に、イチカとワタシが会える時間は減っていきました。
ましてやお互い友達という関係で。
そしてお互い部活の部長という立場。
更には自分の将来がかかった受験生同士。
責任ある立場でいそがしく、
お互いを拘束できない関係上、
ワタシにはイチカに「もっと会いたい」
などと言うことはできませんでした。
彼女の負担になって嫌われてしまうことを
ワタシはなにより恐れていたのです。
忙しい彼女の負担にならないように、
でもなるべく会える時間が増やせるように。
彼女との友人関係は卒業するまで続いていました。
一番のショックがワタシを襲ったのは、その年の冬。
彼女と毎朝、勉強ばかりでストレスが溜まるから、と
校庭をジャージを着て二人で走っていた時でした。
「留学資格が取れた。春から留学する」
彼女が留学する気だというのは、
二年生から聞かされていたことだったので
覚悟はしていたつもりでした。
しかし実際に言われたとき、ワタシはどう反応していいか
よく分からなかった気がします。
嬉しいけど、寂しい。
その資格を、彼女はすぐ取れるとは思っていなかったようで、
当初の予定では、一年間日本で勉強し、来年留学予定でした。
結局彼女とは卒業旅行も一緒に行けず、
今も友人関係がつづいています。
彼女が帰省する度に一度か二度、
会う約束をとりつけています。
彼女も「大事な友人のひとり」と
ワタシを認識してくれているようです。
ワタシにとってはもはや、憧れの人です。
ある種初恋の人のようなものかもしれません。
今年、卒業旅行で、
ワタシは、友達と一緒にですが
彼女に会いに行きます。
高三のクラス替えで分かれてしまいました。
彼女は理系。ワタシは文系。
すごく悲しかったけれど、それは選択で分かっていたこと。
それより、イチカ以外で仲の良かった他の文系数人とも
クラスが分かれてしまったことがワタシにはショックでした。
その子たちの話は、またのちほどしようと思います。
高校三年生になり、イチカとクラスが分かれても、
ワタシは毎日イチカに会いに行きました。
ただ、イチカにはイチカのクラスでの付き合いがあるし、
ワタシにもワタシのクラスでの付き合いがある。
イチカが私のせいでクラスに馴染めなくなることや、
私自身、クラスに馴染めなくなることは避けたかったので、
必然的に、イチカとワタシが会える時間は減っていきました。
ましてやお互い友達という関係で。
そしてお互い部活の部長という立場。
更には自分の将来がかかった受験生同士。
責任ある立場でいそがしく、
お互いを拘束できない関係上、
ワタシにはイチカに「もっと会いたい」
などと言うことはできませんでした。
彼女の負担になって嫌われてしまうことを
ワタシはなにより恐れていたのです。
忙しい彼女の負担にならないように、
でもなるべく会える時間が増やせるように。
彼女との友人関係は卒業するまで続いていました。
一番のショックがワタシを襲ったのは、その年の冬。
彼女と毎朝、勉強ばかりでストレスが溜まるから、と
校庭をジャージを着て二人で走っていた時でした。
「留学資格が取れた。春から留学する」
彼女が留学する気だというのは、
二年生から聞かされていたことだったので
覚悟はしていたつもりでした。
しかし実際に言われたとき、ワタシはどう反応していいか
よく分からなかった気がします。
嬉しいけど、寂しい。
その資格を、彼女はすぐ取れるとは思っていなかったようで、
当初の予定では、一年間日本で勉強し、来年留学予定でした。
結局彼女とは卒業旅行も一緒に行けず、
今も友人関係がつづいています。
彼女が帰省する度に一度か二度、
会う約束をとりつけています。
彼女も「大事な友人のひとり」と
ワタシを認識してくれているようです。
ワタシにとってはもはや、憧れの人です。
ある種初恋の人のようなものかもしれません。
今年、卒業旅行で、
ワタシは、友達と一緒にですが
彼女に会いに行きます。
はじまりは、高二の春
2004年12月24日 イチカのことワタシが女性を好きになったのは、
一番はっきり自覚があるもので、
高校二年のクラスメイトにでした。
それまでに、ないといったら嘘になるかもしれません。
よくわかりません。
でも、今も確実に好きだと断言できるのは、
そのときの彼女です。名前はイチカとします。
イチカはワタシとは違いました。
女の子らしくて、とにかく優等生。
そして仲間からも、先生からの信頼も厚い。
でも一筋縄ではいかないマイペース具合で。
トロいとはちょっと違う。とにかく温厚そうなのに、
言いたいことは笑顔でスッパリ言ってしまうところや、
普段は表に出るのをすごく嫌うのに、何故か周囲に
推されて脚光を浴びる立場に立たされてしまう人望、
一度決めたことは誰にも言わずにやり抜く行動力と、
一見大人っぽいのに、変なところで子供みたいなところが
もう本当に、とにかくかわいくて。
当時クラスで最も成績の良かったイチカと
当時クラスで最も素行の悪かったワタシが
仲良かったことに、先生はおろか、
周囲の友達まで驚いていました。
一見派手で人目を引き、学校内でも目立つ存在だったワタシが、
一番懐いていた人が、一見大人しく目立たない彼女だったことは、
当時の後輩たちからしたら驚きの事実だったらしく。
校内を彼女と一緒に歩いていて、
ちょっとお互いが顔見知りの後輩に、
「え、先輩たちって仲良かったんですか!?…意外です」
と驚かれることは、よくあることでした。
当然かもしれません。彼女は優等生として有名で、
ワタシは恐らく個性的な先輩で有名だったのです。
簡単に言うと、ワタシがぞっこんで彼女に惚れていました。
ワタシはとにかく、当時彼女が本当に好きでした。
正直、今でもワタシは彼女が好きです。
離れてしまい、年に数回しか会えなくなってしまった
今となっては、その心理はほぼ憧れに近いものと言えます。
彼女をどうしたい、というのは一切ありませんが、
とにかく彼女と一緒に居たかったことは事実です。
その時ワタシには彼氏がいました。
高校二年の秋から、終わりまで付き合っていました。
結構好きでしたが、正直に言ってしまえば、
ワタシは彼女のほうが好きでした。
心の底から彼女に心酔していました。
その頃からかもしれません。
ワタシは自分がイチカを「友達」という
枠を超えて好きかもしれない、と気付きました。
疲れたので、続きはまた今度。
一番はっきり自覚があるもので、
高校二年のクラスメイトにでした。
それまでに、ないといったら嘘になるかもしれません。
よくわかりません。
でも、今も確実に好きだと断言できるのは、
そのときの彼女です。名前はイチカとします。
イチカはワタシとは違いました。
女の子らしくて、とにかく優等生。
そして仲間からも、先生からの信頼も厚い。
でも一筋縄ではいかないマイペース具合で。
トロいとはちょっと違う。とにかく温厚そうなのに、
言いたいことは笑顔でスッパリ言ってしまうところや、
普段は表に出るのをすごく嫌うのに、何故か周囲に
推されて脚光を浴びる立場に立たされてしまう人望、
一度決めたことは誰にも言わずにやり抜く行動力と、
一見大人っぽいのに、変なところで子供みたいなところが
もう本当に、とにかくかわいくて。
当時クラスで最も成績の良かったイチカと
当時クラスで最も素行の悪かったワタシが
仲良かったことに、先生はおろか、
周囲の友達まで驚いていました。
一見派手で人目を引き、学校内でも目立つ存在だったワタシが、
一番懐いていた人が、一見大人しく目立たない彼女だったことは、
当時の後輩たちからしたら驚きの事実だったらしく。
校内を彼女と一緒に歩いていて、
ちょっとお互いが顔見知りの後輩に、
「え、先輩たちって仲良かったんですか!?…意外です」
と驚かれることは、よくあることでした。
当然かもしれません。彼女は優等生として有名で、
ワタシは恐らく個性的な先輩で有名だったのです。
簡単に言うと、ワタシがぞっこんで彼女に惚れていました。
ワタシはとにかく、当時彼女が本当に好きでした。
正直、今でもワタシは彼女が好きです。
離れてしまい、年に数回しか会えなくなってしまった
今となっては、その心理はほぼ憧れに近いものと言えます。
彼女をどうしたい、というのは一切ありませんが、
とにかく彼女と一緒に居たかったことは事実です。
その時ワタシには彼氏がいました。
高校二年の秋から、終わりまで付き合っていました。
結構好きでしたが、正直に言ってしまえば、
ワタシは彼女のほうが好きでした。
心の底から彼女に心酔していました。
その頃からかもしれません。
ワタシは自分がイチカを「友達」という
枠を超えて好きかもしれない、と気付きました。
疲れたので、続きはまた今度。
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